さて、我が同僚も先輩に負けず劣らず変人ぞろいである。
そんな同僚の一人、わちゃさんは、高校時代数学を専攻していたのに、文学部に入りたいと一念発起して浪人して文学部に入った猛者である。なので一つ年上。
もちろん素敵に腐り気味。彼女の敬愛する作家さんこそ、よしながふみさんなのである。
対する自分、よしながふみという名前すら知らなかった。駄目書店員め。
そう、わちゃさんは漫画の趣味がとてもいい。本人に趣味が良いねと言うと「趣味が良いって何が?」と聞き返された。漫画の趣味が良いって、常識じゃないのか。
なんていうか、あれですよ。例えばジャンプの漫画買ってて「ワンピース」と「ブリーチ」と「ナルト」買ってたらこの素人め、みたいになりますね。だが、ここで「ギャグマンガ日和」とか買ってるとむむやるなコイツ・・・!!みたいになる。これこそが漫画の趣味が良いと言う事。ぶっちゃけセレクトがとっても良いということですね。
毎度、彼女に漫画を借りたり貸したりしてるんですが、毎度落ち込みます。ああ、なんでこんな良い漫画知らないんだろ自分。貸す漫画がなんて趣味悪いんだろ、なんて。年頃の娘のくせに、他に落ち込むところはないのか、自分。
前置きが長くなってしまった。よしながふみさんである。
あまり知らない方、「西洋骨董菓子店」の作者さんですよ。今度アニメ化。
なんていうか、本職(?)はやおい漫画家でしたが、勿体ない。そう考えて避けてるのは勿体ない!!特にこの「愛すべき娘たち」は必読です!!
いくつかの短編が入ったオムニバス。「娘たち」のとおり、短編の主役は普通の女性。
よしながふみさんは、とにかく上手い。上手いとしか言いようがない。
人の表情の書き方、間の取り方、話の構成、とにかく全部。
読み終わると、ああよしながふみ上手いなあ、とうなるしかない。
わちゃさんに借りて、「よしながふみ上手いねえ」と言ったら「上手いよねえ」と返された。何処がどう上手いのか説明したいのだけど、上手く伝えられない。だって上手すぎる。
そんな漫画なのです。読まないと損。
他、やおい臭が漂わないのは「大奥」(最近すごく話題。面白い。男女逆転した江戸時代の大奥つまり逆ハーレムの話。)、「フラワーオブライフ」(高校生の友情漫画。完結してます。)、「こどもの体温」(あ、でもこれは一つの短編でちょっぴり香る。)。
どれもこれもおすすめです。よしながふみは外す作品がないのですよ。
テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌
- 2008/06/26(木) 22:12:21|
- 漫画読書日記
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